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「パキラ」の上手な育て方と日常のお手入れ方法
もっともポピュラーな観葉植物のうちの一つであるパキラは「幸運の木」としても知られています。編み込まれた幹や鮮やかな緑の葉が広がっている姿が美しく、贈り物としても人気の観葉植物です。そんなパキラの上手な育て方とお手入れの方法をご紹介致します。
基本情報
パキラ
学名・Pachira
- 科目
- アオイ科
- 属名
- パキラ属
- 原産地
- 中南米
- 別名
- 発財樹、マネーツリー、幸運の木
- 英名
- Money Tree、Lucky Tree、Guiana Chestnut
- 花言葉
- 快活、勝利
- 誕生花
- 10月28日
パキラについて
観葉植物に詳しくない方でも名前だけは聞いたことがあるのでしょうはないでしょうか。
パキラは幹の仕立も様々で、複数の幹からなる『編み』タイプがオフィスやお店でよく見かけることがあります。その他にも太くまっすぐ伸びた幹の『朴』タイプがございます。
パキラの花言葉は「快活」「勝利」です。またパキラは別名を発財樹とも呼ばれ、縁起の良い植物としても知られ、開店祝いやお引越し祝いなど贈り物としても人気の観葉植物の一つです。
パキラの特徴
パキラの葉は手の平状に広がり、やや光沢のある鮮やかな緑の葉が密集し茂った姿が印象的です。
またパキラの幹は根元が太い独特の形状をしています。幹の表面は緩やかで緑色や茶色をしています。
鮮やかな葉の色と幹のコントラスト、他の植物にはない樹形が人気です。
成熟したパキラの成長速度は緩やかで比較的管理もしやすく、室内管理でも春先からかわいい新芽が芽吹きます。
- 耐寒性8
- 耐暑性4
- 耐陰性6
パキラを育てる環境
置き場所
室内
直射日光が当たらない風通しのいい場所に置いてください。
夏の直射日光は葉焼けの原因になりますので、レースカーテン越しの日光の入る窓辺がオススメです。
週の2~3日ほどパキラを外に出して日光浴をさせると、より健康な株に育ちます。
日光にあまり当たらない場所で管理する場合は、植物育成用LEDライトで光量を補うと良いでしょう。
また空調やエアコンの風が直接当たる場所は、乾燥が進み葉が枯れる場合があるので注意してください。
屋外
パキラは暖かい季節は午前中の日光の当たる場所か寒冷紗などで遮光した風通しの良い場所に置いてください。
葉焼けを起こす場合は日光に当てる時間を調整したり、寒冷紗の遮光率を高くしてください。
夏の直射日光は葉焼けの原因になりますので、注意してください。
パキラは耐寒性は高くないため、冬は室内で管理してください。生長が止まったら1週間に1~2回程度水やりをするようにします。
温度
パキラは耐寒性があまり高くないので、冬越しは注意してください。
暖房のあるリビングであれば室温が保たれますが、窓際は冷気が流れ込むので、注意してください。
乾燥防止のため、霧吹きで葉水を定期的に行ってください。葉水をする時はパキラの葉裏にもしっかりと水をかけましょう。
パキラの育て方
水やり
パキラの水やりは土の表面が乾燥したら、鉢の底から水が流れ出る位たっぷりと水やりしてください。
冬は土の表面が乾燥を確認後2~3日後に水やりをしてください。
水やりのしすぎは、根腐れの原因となるので、注意してください。
肥料
パキラを育てる上で、肥料が必要というわけではありませんが、肥料を与えることで生長がはやくなり健康に育ちます。
肥料は緩効性の置き肥を与えてください。有機肥料は匂いやコバエの発生を招く可能性があるので、化学肥料がオススメです。
肥料は4月~9月に与えてください。冬場は生長が緩慢になるため、肥料が多すぎると肥料焼けをする可能性があるので注意してください。
日常のメンテナンス
パキラは葉が多く、大きいためホコリなどが積もりやすいです。
柔らかい布やティッシュペーパーで拭き取ることで綺麗に清潔に保つことが出来ます。
また葉水もホコリや汚れを落とす効果があります。
剪定(摘心)・切り戻し
パキラの剪定(摘心)の時期は5月~8月が最適です。
パキラが徒長したり育ちすぎてしまったら、お好みの長さで摘み取り、長さ調整してください。
剪定後、7~14日ほどで剪定した場所の少し下から新芽が出てきます。
剪定した枝は大きな葉を切り落として、水耕栽培や挿し木として使用することで、枝を増やすことができるので、チャレンジしてください。
植替え・鉢替え
パキラの植替えの時期は5月~9月頃が最適です。
パキラの根が鉢の底から伸びている場合は、根詰まりの可能性があるため、植替えを行ってください。
株の周りについた古い土を1/3ぐらい落としてください。土を落とした後、古い根や傷んで黒くなった根を取り除いてください。
植替えの際は以前よりも大きい鉢に植替えますが、大きな鉢に植え替えると植物が大きく育ちます。
植物を大きくしたくない場合は、鉢の大きさは変えずに植え替えるようにしてください。
植替え後は鉢底から水が流れるくらい水をたっぷり与えてください。
パキラの育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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肥料 | 1 | 30 | ||||||||||
剪定・切り戻し | 1 | 20 | ||||||||||
植替え・鉢替え | 1 | 20 |