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「オーガスタ」の上手な育て方と日常のお手入れ方法

南国リゾートをイメージさせる大きな葉を持つストレリチア・オーガスタ。枯れにくく丈夫で育てやすいため、人気が高い観葉植物です。「輝かしい未来」や「暖かい心」という優しい花言葉を持っているため、お祝いのイベントでギフトされる方も少なくありません。今回は、そんなオーガスタについてお伝えいたします。

基本情報

オーガスタ

オーガスタ

学名・Strelizia Nicolai

科目
バショウ科
属名
ゴクラクチョウカ属
原産地
南アフリカ、マダガスカル
別名
ストレリチア・ニコライ、ルリゴクラクチョウカ
英名
bird of paradise tree
花言葉
輝かしい未来、あたたかい心
誕生花
4月25日

オーガスタの特徴

オーガスタの原産地は南アフリカやマダガスカル諸島が主な地域です。
温かく乾燥した地域に多く生息しています。オーガスタは光合成を効率よく行うため、左右交互に葉が生えているのが特徴的であり、一般的な高さは約60~180㎝ほどですが、自然の中で自生しているものは10mの高さになるほど強い生命力があります。

  • 耐寒性4
  • 耐暑性8
  • 耐陰性5

オーガスタを育てる環境

置き場所

室内

オーガスタは日光を好む植物です。
オーガスタの置き場所は日当たりがよく、通気性の良い場所に置くことが最適とされています。耐陰性はありますが、日が当たらない環境で育てると成長しづらく、花が咲かないことも少なくありません。
室内で育てる場合はなるべく明るい場所に置いてあげるのがオススメです。また、風通しがいい場所に置くと害虫を予防してくれる効果があるので通気性のいい場所を選ぶのもオーガスタにとって最適です。ですが、エアコンの風が直接当たる環境ですと、葉が乾燥し枯れてしまう原因となりますので、ご注意ください。

屋外

気温が20℃以上になる時期なら屋外での生育も可能です。ですが、急な環境変化でオーガスタがストレスを受けるので移動させるときは、少しの時間だけ屋外に出すなどして、少しずつ日にちをかけて移動させましょう。
光が強い7~8月は直射日光に当て続けると葉焼けを起こす原因となる為、直射日光に当たらない半日陰に置くようにしてください。 寒さには弱いので、気温が5℃以下になる時期は室内へ移動させてあげましょう。

温度

オーガスタの耐暑温度は40℃、適正温度は20~25℃のあたたかい環境です。
熱い地域での生育に向いている分、耐寒温度は5℃となりますので、なるべくあたたかい場所に置いていただいたほうがオススメです。

オーガスタの育て方

水やり

オーガスタの生育期である5~10月は暖かい季節なこともあって土の乾きも早くなります。
この期間は土の表面が乾いてること確認してからしっかり水やりをしてください。逆に休眠期の11~3月頃は、オーガスタの成長は緩やかになる為、頻繁な水やりは不要です。

肥料

オーガスタは肥料がなくても育つ植物ですが、あったほうが元気に育ってくれます。
肥料を与える場合、よく成長してくれる5~9月頃がオススメです。2ヵ月に1~2回を目安に緩効性化成肥料を与えてください。 温かい季節に肥料を与えるのはオススメですが、冬の時期に与えると肥料焼けを起こすことがありますので、冬の間はオーガスタに肥料を与えるのは控えてください。

日常のメンテナンス

霧吹きで1日1回葉水をしてやると良いでしょう。
葉の乾燥を防ぐ以外に、ホコリを除去することで見栄えも良く、ハダニやアブラムシなどの害虫予防にもなります。

剪定(摘心)・切り戻し

オーガスタの葉は刺激を受けると割れることがあります。
オーガスタの葉が割れる原因は、強い風を受けるとそれを受け流すために割れる習性があります。風が当たらない場所に移動をさせてあげましょう。割れてしまったとしても、キレイなハサミを使い、葉先から切って整えてあげてください。
オーガスタの葉が黄色くなることもありますが、それは新芽に栄養が取られてしまっていることが原因です。この場合は、黄色くなってしまった葉の根元を斜めに切ってください。葉の色がきれいな緑ではない、元気がないこともありますが、それはオーガスタにとって日光が足りない、逆に日に当てすぎて葉焼けをしてしまっていることが考えられます。色が悪い葉はそのままにしていても元気にはならないので、黄色くなってしまった時と同様、根元から斜めにカットしましょう。

植替え・鉢替え

オーガスタの植え替え、鉢替え時期は生育期の5~10月ごろに行うのがオススメです。
植物にとって植え替えはストレスになりますが、生育期に植え替えることで回復が早くなります。株が大きくなりすぎていたり、鉢底から根が出てしまっている時が植え替えのタイミングです。そのままにしておくと、隅々まで栄養が行き渡らなくなり葉の色が悪くなる事があるほか、太い根が鉢を内側から割ってしまうことがあります。

株の周りについた古い土を1/3ぐらい落としてください。土を落とした後、古い根や傷んで黒くなった根を取り除いてください。 植替えの際は以前よりも大きい鉢に植替えますが、大きな鉢に植え替えると植物が大きく育ちます。 植物を大きくしたくない場合は、鉢の大きさは変えずに植え替えるようにしてください。 植替え後は鉢底から水が流れるくらい水をたっぷり与えてください。

オーガスタの育て方カレンダー

時期1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
肥料 5 15
剪定・切り戻し 10 25
植替え・鉢替え 1 10

オーガスタの商品一覧

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