塊根植物
沼る人続出!塊根植物の魅力
マダガスカルやアフリカ、北南米などの暑くて乾燥した地域に生息している多肉植物の仲間で、太く膨らんだ根が特徴です。その独特なフォルムと野性味がある質感から、人気が高い植物です。
今回はそんな話題の植物である塊根植物について、種類や季節ごとの育て方などをご紹介していきます。
塊根植物の魅力
①特徴的な形
やはり塊根植物の一番の魅力は、その独特な形と言えます。膨らんだ根はひとつとして同じものはないので、自分好みのものを選ぶ楽しさもあります。また、ごつごつとした無骨な質感もありながら、丸みを帯びたかわいらしさもあり、相反する魅力が見るものを魅了します。
②ゆっくりとした成長速度
塊根植物は非常に成長速度が遅く、1年で数ミリ程度です。長く同じ形を楽しむことができるということと、生育環境によっては数十年育てることができるため、ずっと成長を見守り続けることができるという点でも人気があります。
③希少性が高い
塊根植物は、一般的な花屋やホームセンターなどではまだあまり流通していないため、簡単に手に入れられる植物とは言えません。それゆえに、コレクター気質の方や男性からの人気が高くなっているのかもしれません。
おすすめの塊根植物
次におすすめの塊根植物の種類とその育て方についてご紹介していきます。
パキポディウム・グラキリス
【特徴】
ずんぐりむっくりという言葉がぴったりの丸々としたフォルムが特徴のパキポディウムは、塊根植物の中でも特に人気が高く、代表格の植物と言えるでしょう。幹にとげがあるため扱うときには気を付けましょう。またこのごつごつとした雰囲気とは裏腹にかわいらしい花をつけるところも魅力の一つです。
【育て方】
パキポディウムは日当たりを好むため、一年を通して日当たりの良い場所に置くようにしましょう。日当たりが悪いと、幹が細り見た目が変わってしまう場合もあります。暑さには強いため、夏の気温は問題ありませんが、水やりは月2回ほど、夕方や夜などの涼しい時間帯に行いましょう。冬は5度以下の場合枯れてしまうので、温度管理に気を付けます。基本的にパキポディウムは冬になると葉を落として休眠するものが多いので水やりはあまりせず断水気味に管理しましょう。
フィランサス・ミラビリス
【特徴】
美しい葉と丸々と膨らんだ根が特徴です。朝には葉を開いて、夕方には閉じるという不思議な習性を持っているところも面白く珍しい植物です。葉の色は付け根の方が赤く、先の方にいくほど緑がかった美しいグラデーションになっています。
【育て方】
一年中日当たりのよく風通しの良い場所に置くようにしましょう。日光が少ないと茎を非常に長く伸ばしてしまう可能性があります。ただし、直射日光は葉焼けの原因となるため気をつけてください。夏場は土が乾ききる前にしっかりと水やりをしてください。水が不足するときにも葉を閉じてしまうので水やりのサインになります。冬になってきたら徐々に水やりを減らし、葉が落ち始めたころから春まで断水するようにしましょう。
ユーフォルビア・ホワイトゴースト
【特徴】
一見サボテンと見間違われそうなフォルムですが、多肉植物になります。その名の通りで「白い幽霊」を思わせるような乳白色の白肌を持っていて、多くの種類が存在するユーフォルビアの中でも人気の高い希少種になります。
【育て方】
風通しがよくあまり日差しの強くないところがおすすめです。初心者の方は室内で育てる方が良いでしょう。乾燥した土を好むため、水やりもあまりやりすぎると根腐れを起こす危険性があります。夏場は月に2~3回程度、冬は休眠期になるので月に1回程度が目安となります。
まとめ
希少性が高く人目を引く塊根植物は、お部屋やオフィスなどに置くとその場がぐっとオシャレになり、印象も良くなります。チャレンジしてみたいけれど手に入れる方法がわからないという方はぜひTHE GOOD FLOWER JAPANにお任せください。さまざまなサイズや種類の塊根植物をご用意しておりますので、お気に入りのものをぜひ見つけてみてください。