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「フィカス・アルテシーマ」の上手な育て方と日常のお手入れ方法

葉が大きく存在感のあるフィカス・アルテシーマは、ラテン語で「最も背が高い(altissima)」という意味を持つとされています。その名の通り、大きいものでは3m、原生地では20~30mの木になることもあるとか。 鮮やかな緑の葉にライムグリーンの斑が入った個体が多く、その抜群の存在感と生命力の強さは、お部屋を明るく生き生きとした印象に変えてくれること間違いなし。 「永遠の幸福」という花言葉が付けられていることもあり、お祝い事のギフトとしても選ばれることが多い観葉植物です。 今回は大人気のフィカス・アルテシーマについてお伝えいたします。

基本情報

フィカス アルテシーマ

フィカス アルテシーマ

学名・Ficus altissima

科目
クワ科
属名
イチジク属(フィカス属)
原産地
東南アジアの熱帯雨林地域
別名
アルテシーマ・バリエガタ、アルテシマ、アルティシマ
英名
Ficus altissima
花言葉
永遠の幸福
誕生花

フィカス・アルテシーマについて

東南アジアが原産地とされるアルテシーマは、美しく存在感のある葉を持っていることや、育てやすく生命力にあふれていることから、インテリアやお祝い事のギフトに選ばれることが多い観葉植物です。様々な斑の入り方や色があり、幹を曲げてアレンジをすることもできるため、こだわりのアルテシーマを探すのも楽しめそうですね。

  • 耐寒性2
  • 耐暑性7
  • 耐陰性4

フィカス・アルテシーマを育てる環境

置き場所

室内

耐陰性があるため日陰で育てることも可能ですが、せっかくの斑が薄くなってしまったり、徒長して幹が細くなったりしてしまいます。日光に当てることで葉が鮮やかに育つため、葉焼けしない程度に遮光率を調整した場所に置いてあげましょう。ただし、エアコンの風に直接あたる場所だと枯れてしまうため注意してください。

屋外

直射日光に当たらない明るい場所か、軽く遮光をした場所に置き、時々日光浴をさせてあげると葉焼けを防止しつつ葉の発色を良くすることができます。耐寒性が低く寒さにやや弱く、冬場は室内に置くのをおすすめします。ただし日照不足で葉が茶色く変色してしまうこともあるため、週に2、3日ほど日光浴をさせ、それ以外は屋内で育てると無難に冬を越すことができます。

温度

アルテシーマは東南アジア原産のため、気温が20℃以上の環境下ではぐんぐん丈夫に生長します。寒さに弱く、10℃を下回る期間は室内で管理することをおすすめします。明るい場所を好むため、日中は窓辺、夜は冷気を避けて窓辺より少し内側に置きましょう。防寒対策として、プチプチや発泡スチロールを使用するのも有効です。

フィカス・アルテシーマの育て方

水やり

土の乾きが早い春~秋の季節は生長期のため、特に夏は水切れに注意してください。土の表面が乾いたら鉢の底から水が流れ出るまでたっぷりと水をあげ、根腐れや病害虫を避けるため鉢皿に溜まった水は捨てましょう。 冬は休眠期となり生長も緩やかになるため、秋の気温が下がり始める頃から水やりの回数を徐々に減らしてください。冬は土の表面が乾いて2、3日後にたっぷりと与えるようにし、空気が乾燥しやすいため葉水で適度に保湿してあげましょう。

肥料

アルテシーマに栄養が足りない場合、魅力である葉の色が薄くなったり、葉が大きく育たなかったりします。より鮮やかに、丈夫で健康に育てたい場合は、春~秋の生長期に緩効性肥料を1、2か月に1回ペースで置き肥しましょう。液体肥料は根から吸収できるため即効性があり、10日~2週間に1回ペースで水やりの際に与えてください。冬は休眠中のため、栄養を必要としません。根が傷んでしまう原因にもなりますので、肥料を与えるのは控えましょう。

日常のメンテナンス

1日に1回程度の葉水をすることで、光合成や水の吸収の妨げとなるほこりを落として綺麗に保つことができます。葉の水拭きや乾拭きを行う際は、表面だけでなく裏面も拭いてあげてください。屋外の場合はアブラムシ、カイガラムシ、ハダニなどの病害虫の被害に遭うこともあるため、日々の観察を習慣づけていきましょう。

剪定(摘心)・切り戻し

暖かい陽気が戻る4月中旬から、気温が下がり始める前の10月中旬が安心です。剪定する前に、必ずどんなシルエットにしたいかをしっかりイメージしましょう。アルテシーマは、上にボリュームを出すように剪定するのが一般的に多い形です。剪定した枝を育てたい場合は、断面を斜めにカットして葉を上部の1、2枚だけ残し、水に挿してください。また、剪定した断面から出てくる白い樹液は皮膚につくとかぶれたり、動物が口にすると体調を崩してしまったりするため、作業の際は軍手やゴム手袋を使用し、ティッシュペーパーでしっかりと拭き取ってください。もし樹液がついたり固まったりした場合、熱いお湯と石鹸で洗うか、オリーブオイルをつけてこすると落ちやすくなります。

植替え・鉢替え

アルテシーマの植え替えは5~8月が適期です。鉢の底から根が出ていたり、鉢の中いっぱいに根が伸びたりしている場合は、ひとまわり大きい鉢に植え替えてください。植え替え後は明るい日陰に置き、強い日光を当てることは避けましょう。また、植え替え後すぐの肥料はアルテシーマの負担になってしまうため、植え替え後1~2か月間は肥料を控えてください。 植物にとって植え替えはストレスになりますが、生育期に植え替えることで回復が早くなります。株が大きくなりすぎていたり、鉢底から根が出てしまっている時が植え替えのタイミングです。そのままにしておくと、隅々まで栄養が行き渡らなくなり葉の色が悪くなる事があるほか、太い根が鉢を内側から割ってしまうことがあります。 株の周りについた古い土を1/3ぐらい落としてください。土を落とした後、古い根や傷んで黒くなった根を取り除いてください。 植替えの際は以前よりも大きい鉢に植替えますが、大きな鉢に植え替えると植物が大きく育ちます。 植物を大きくしたくない場合は、鉢の大きさは変えずに植え替えるようにしてください。 植替え後は鉢底から水が流れるくらい水をたっぷり与えてください。

フィカス・アルテシーマの育て方カレンダー

時期1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
肥料 20 30
剪定・切り戻し 15 15
植替え・鉢替え 1 10

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