ジャーナル

カテゴリー

How to

2023.10.19

「モンステラ」の上手な育て方と日常のお手入れ方法

ハートのようなかわいい形や、大きく切れ目の入った葉が特徴的なモンステラ。最近は100円ショップや雑貨店で買えるお店が多くなり、名前は知らなくても形は知ってる、という方は少なくないはず。大きなものから小さいものまで大小さまざまなサイズがあり、手に取りやすい、置き場所にも困らないのが魅力的です。今回は、そんなモンステラについてご紹介いたします。

基本情報

モンステラ

学名・Monstera deliciosa

科目: サトイモ科
属名: ホウライショウ属
原産地: 熱帯アメリカ
別名: アダンソニー、蓬莱祥、
英名: Monstera
花言葉: 嬉しい便り、壮大な計画、深い関係
誕生花: 9月30日

モンステラについて

モンステラは熱帯アメリカのジャングルに自生する、つる状の植物で岩や他の植物に付いて育ちます。茎部から気根を出し、他の樹木に巻き付け生長した後、大きな葉を支えます。日陰に強く、耐暑性もある為、室内でも育てやすいところが人気の一つでもあります。

耐寒性2
耐暑性8
耐陰性5

モンステラを育てる環境

置き場所

室内

耐陰性が高いので、室内でも管理が出来ますが、直射日光が当たらない風通しのいい場所が最適です。直射日光は葉焼けの原因になりますので、レースカーテン越しの日光の入る窓辺がオススメです。エアコンや空調の風が直接当たると葉が傷むので、注意してください。

屋外

モンステラを屋外で育てる場合、直射日光が当たらないような場所に置いてあげましょう。原産地であるジャングルは他の木によって出来た影が多いため、日光があまり入らずうす暗い場所となります。強い耐陰性や、直射日光に弱いのはその環境があったからです。強い日光にモンステラが当たると葉焼けを起こし、葉の変色や、小さい株にダメージを与えてしまいますので、屋外に置く場合は、直射日光を避けてあげましょう。ただ、暗すぎると光合成ができないので、適度な日光は必要となります。遮光ネットなどを使用していただければ問題ありません。暑さには強いですが寒さには弱いので、温度が15℃下回るのであれば屋内に移動させてあげてください。

温度

原産地が熱帯アメリカのジャングルの為。高温には強いですが寒さには弱いです。5℃以上の環境に置き、霜に当たらないようご注意ください。モンステラにとって最適な温度は10℃以上で、生育適温は15～30℃です。15℃を下回る時期は屋外ではなく屋内に置いてあげることをオススメします。

モンステラの育て方

水やり

モンステラの水やりは、他の植物と同じように土が乾いたら鉢底から流れ出るまでしっかり水やりをすることが基本です。ただ、春から秋の生育期と、冬の休眠期の水やりの頻度が異なるので注意が必要です。

春：鉢土が乾いたら日中に水やりする
夏：土の表面が乾いたら朝夕の涼しい時間に水やりする
秋：鉢土が乾いたら日中に水やり、気温が15℃以下になったら水やりの回数を落とす
冬：鉢土が乾いてから5～10日後に水やり。水やりをなくす場合は葉水をしっかりする

冬の間に水やりをやめる場合は、葉と気根に霧吹きでお水をあげましょう。そうすることで葉にツヤが出てくれますし、ほこりや虫を予防するのにも効果的です

肥料

モンステラの肥料は、基本無くてもいいですが、与えた方が早く元気に育ちます。モンステラの生育期は春～秋です。その期間に2ヵ月に1回程度、緩効性の肥料や液肥を与えてあげると、コバエの発生を防ぐことができます。冬の休眠期に肥料を与えると肥料焼けを起こす可能性がある為、冬場に肥料を与えるのはご遠慮ください。

日常のメンテナンス

モンステラの葉は大きいためホコリが付きやすく、目立ちやすいです。2～3日に1回のペースで拭いてあげてください。ホコリを落とすだけでなく、害虫の予防にもなりますので葉水をするのもオススメです。

剪定（摘心）・切り戻し

モンステラは育っていくと葉が大きくなり見栄えが悪くなります。生育の妨げにもつながりますので剪定してあげましょう。色が悪いもの、混み合っている葉をつけてから切り落とすことで通気性も良く、光も入ります。モンステラの剪定は生育期の5月から9月に行っていただくと新芽が出やすくなります。

植替え・鉢替え

モンステラの鉢替えに最適な時期は春～秋の15℃以上ある生育期です。植物にとって植え替えはストレスになりますが、植え替えせずそのままにしておくと根詰まりを起こし、水分や栄養を十分に吸収できなくなります。2～3年に1度は植え替えをしてあげましょう。白い根は健康な根、黒い根は根腐れしているか枯れてしまっている根です。黒くなっている根は取り除いてください。植物にとって植え替えはストレスになりますが、生育期に植え替えることで回復が早くなります。株が大きくなりすぎていたり、鉢底から根が出てしまっている時が植え替えのタイミングです。そのままにしておくと、隅々まで栄養が行き渡らなくなり葉の色が悪くなる事があるほか、太い根が鉢を内側から割ってしまうことがあります。株の周りについた古い土を1/3ぐらい落としてください。土を落とした後、古い根や傷んで黒くなった根を取り除いてください。植替えの際は以前よりも大きい鉢に植替えますが、大きな鉢に植え替えると植物が大きく育ちます。植物を大きくしたくない場合は、鉢の大きさは変えずに植え替えるようにしてください。植替え後は鉢底から水が流れるくらい水をたっぷり与えてください。

モンステラの育て方カレンダー

時期	4月	5月	9月	10月	11月
肥料	15			15	30
剪定・切り戻し		10	30
植替え・鉢替え	20		30

モンステラの商品一覧

BACK TO LIST

注目のカテゴリ

胡蝶蘭

8商品

一般の生花店で購入するのとは違い、自社農園で大切に育てた新鮮な胡蝶蘭を産地直送致します。
お客様により低価格で高品質かつ新鮮な胡蝶蘭の提供致します。
大輪3本立胡蝶蘭はボリューム満点で、おめでたいシーンでの贈答品として最適です。
大輪1本立胡蝶蘭はスペースが限られている場合や個人でのお祝いに最適です。

> カテゴリ一覧へ