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「ソングオブレキオス」の上手な育て方と日常のお手入れ方法

ライムグリーンの筋状の斑が入った葉を持つソングオブレキオスは、スタイリッシュでモダンなインテリアグリーンとしてぴったりです。花が開くように葉を広げていく姿はお部屋に明るい印象を与えてくれ、日々の観察も楽しいものにしてくれるでしょう。一年を通して平均気温の高い沖縄やマダガスカルが原産地とされ、適度に日光に当てると葉がより鮮やかに、健康に生長します。今回は、そんなソングオブレキオスについてご紹介いたします。

基本情報

ソングオブレキオス

ソングオブレキオス

学名・Dracaena reflexa 'Song of Lequios'

科目
リュウゼツラン科
属名
ドラセナ属
原産地
沖縄、マダガスカル
別名
幸福の木
英名
Dracaena Song of Lequios
花言葉
幸福、幸せな恋
誕生花
12月1日、5日

ソングオブレキオスについて

ソングオブレキオスは強くて丈夫なドラセナの一種のため、観葉植物初心者にもおすすめの植物です。耐陰性も多少あり生長スピードもゆっくりで、こまめな剪定も不要なためあまり手間をかけたくない方にもおすすめですよ。同じドラセナ属のソングオブジャマイカととても似ているため、ご購入の際は間違えないようお気を付けください。

  • 耐寒性3
  • 耐暑性8
  • 耐陰性4

ソングオブレキオスを育てる環境

置き場所

室内

光を好む植物のため、室内で管理する場合は週に2、3回程日光浴をさせてあげましょう。ただし日本の日差しはとても強いため、葉焼け防止に必ずレースのカーテンや寒冷紗などで遮光量を調整してください。日照不足だとせっかくの葉の模様や色が薄くなってしまうため、なるべく明るい場所に置いてあげましょう。エアコンが効きすぎた部屋や、エアコンの風が直接当たる場所は植物を傷めてしまうため、室内管理の場合はその点にも注意してください。

屋外

原産地が温暖な地域のソングオブレキオスは、春~秋の間は室外で管理することが可能です。直射日光は葉焼けを起こしてしまうため、明るい日陰か遮光ネットで遮光量を調整した場所に置いてください。また、寒さには強くないため、秋の終わり頃の15℃を下回る季節に入ったら室内に取り込んでください。室内でも冷え込む場合は、プチプチや発泡スチロールを使うのも防寒として有効ですよ。夏場の猛暑も植物の負担になりますので、気温が40℃前後になる日も室内に取り込むか、日陰に移動させましょう。

温度

15~20℃以上になると活発に生長し、10℃以下の状態が続くと枯れてしまう可能性が上がります。原産地の環境に近いほど植物には良いため、ソングオブレキオスの場合はなるべく寒暖差がなく15℃以上の暖かい場所で管理しましょう。室内管理の場合は油断しがちですが、夜間の窓辺は外気と変わらないくらい冷え込みます。昼間との寒暖差も大きいため、冬場の夜間は窓から少し離れた場所に移動させてください。

ソングオブレキオスの育て方

水やり

生長期の春~秋は、土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るほど水を与えましょう。鉢皿に流れ出た水はそのままにしておくとカビや根腐れ、病害虫発生の原因になりますので、必ず捨ててください。休眠期の冬は、土の表面が乾いたのを確認してから2、3日後に水を与えてください。水やりの頻度は急に変えるのではなく、15℃を下回る時期から少しずつ減らしていきましょう。冬は空気が乾燥しているため、乾燥しすぎないよう葉水で適度な湿度を保ってあげてください。環境によっては上記のペースで根腐れを起こし枯れてしまう恐れもあるため、植物の調子を見て調整するのも大切なポイントです。

肥料

基本的に肥料を必要としない品種ですが、与えることでより豊かに生長します。与える時期は、生長期の5月~8月が適期です。置き肥の場合は1~2か月に1回程度、液体肥料の場合は10日~2週間に1回程度のペースで与えるようにしてください。環境や個体によっては時期や頻度が前後するため、植物の状態を観察しながら合う量に調整しましょう。置き肥の場合は化成肥料を使用するとコバエの発生を防ぐことができるため、室内管理の場合におすすめです。また、生長が緩やかになる気温の低い時期は栄養を必要としません。肥料やけを起こしてしまうため、適期以外は肥料を与えないようにしてください。

日常のメンテナンス

葉水は基本的に毎日行いましょう。病害虫予防や保湿になり、光合成や水の吸収を妨げる埃も落とし綺麗に保つことができます。葉水の後は時々ティッシュで葉の表裏を拭くと、より美しく保つことができますよ。室外管理の場合は、ハダニやカイガラムシに注意してください。病害虫は小さいながら植物を枯らす力を持っているため、もし見つけた場合は歯ブラシやティッシュで取り除き、専用の薬剤を使用しましょう。

剪定(摘心)・切り戻し

剪定後スムーズに回復させるため、生長期の5月~7月中旬頃に行いましょう。夏の暑さは剪定後の回復に影響が出るため、気温が落ち着いている梅雨前までに終わらせるのが理想です。ソングオブレキオスは葉の根元が密集しており、そのままにしておくとカビや病害虫発生の原因になります。剪定の際は風通しを良くすることを意識し、葉を間引くように剪定してください。茶色く変色した葉や細く徒長した枝葉も切り落とし、見栄えも整えましょう。また、剪定した枝は挿し木で新たな株として育てることができます。元の株と組み合わせて植えることでお好みの雰囲気に仕立てることもできますので、樹形にこだわって育てることにもぜひ挑戦してみてください。

植替え・鉢替え

植え替えの適期は剪定時同様、生長期の5月~7月中旬頃です。頻度は2年に1回程度が基本ですが、個体によって生長スピードが異なるため、鉢の底から根が出てきたり水の吸収が悪くなったりしたタイミングで植え替えを検討してください。植え替え後は根がダメージを受けているため、肥料を与える場合は1~2か月空けて、猛暑日は避けてください。植え替えの目的は、鉢のサイズを大きくして根の徒長を妨げない(根詰まりを起こさせない)ことと、傷んだ根を取り除いて古い土を新しいものに変えることが主です。根詰まりを起こした場合は水はけが悪くなり、根腐れにつながったり鉢を割ってしまったりするため、適期を逃さないよう日々観察してください。

ソングオブレキオスの育て方カレンダー

時期1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
肥料 1 31
剪定・切り戻し 15 31
植替え・鉢替え 1 31

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