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「フィカス・ベンジャミン」の上手な育て方と日常のお手入れ方法

光沢のある小さい葉や、丸くくるまった形、斑入りなどの豊富な品種があることが魅力的なフィカス・ベンジャミン。コンパクトな姿のためインテリアの邪魔にならずお部屋の雰囲気をワンランクアップしてくれます。「永遠の愛」「信頼」「友情」「結婚」の素敵な花言葉を持つフィカス・ベンジャミンはギフトとして贈る方は少なくありません。耐暑性や耐陰性が高いので初心者でも育てやすい植物ですが、寒さには弱いのであたたかい室内での生育に向いています。

基本情報

フィカス・ベンジャミン

フィカス ベンジャミン

学名・Ficus benjamina

科目
クワ科
属名
イチジク属(フィカス属)
原産地
インド、マレーシア
別名
シダレガジュマル、ベンジャミンゴム、ベンジャミンゴムノキ、シロガジュマル、ホソバアコウ
英名
Benjamin
花言葉
信頼、結婚、友情、永遠の愛
誕生花
1月7日、6月7日

フィカス・ベンジャミンについて

フィカス・ベンジャミンは日当たりと風通しのいい場所を好む植物ですが耐陰性もあるため日光が弱くてもある程度は生育できます。 ですが寒さには弱いため、生育の場所は室内の日が良く入る窓際がオススメです。 暗い場所に長く置いておくと葉が落ちたり色が悪くなったりするので、できるだけ日光に当ててあげましょう。 温度や水やりの頻度、剪定や植え替えの時期をしっかり守れば艶のある美しい葉を保つことができますよ。

  • 耐寒性2
  • 耐暑性8
  • 耐陰性6

フィカス・ベンジャミンを育てる環境

置き場所

室内

フィカス・ベンジャミンは基本的に日光が好きな植物です。 日陰に置いてもある程度は生育できますが、長い期間置いておくと葉が落ちたり葉の色が悪くなったりします。 なるべく日光が入るあたたかい窓際に置きましょう。直射日光は葉焼けの原因となるので必ずレースカーテン越しの日光を当ててください。 適正温度は20~30℃のあたたかい気温で、20℃の気温が一番成長します。 耐えられる最低温度は5℃ですが、10℃を下回るような時期になったら夜間の冷え込みが影響して窓際に冷気が伝わりやすいです。 朝晩は窓際から少し離して寒さを防いでください。離すことが難しい場合はプチプチや発泡スチロールで防寒させる方法もありますよ。 エアコンや暖房の風を直接当てると乾燥してしまうため当たらないような場所に置いてください。

屋外

春~初秋は生育期のため野外での生育も可能です。 日当たりが良く、風通しのいい場所に置いてあげたほうがいいですが、直射日光は葉焼けの原因となりますので半日陰や遮光ネットを使用するのがオススメです。 ですが適正温度30度を超えるような猛暑日に屋外に出し続けると成長が止まり、越冬に必要な栄養を蓄えることができなくなります。しっかりと遮光を行い温度を調節してください。 寒さに弱いため、気温が10℃近くまで下がって涼しくなってきたら室内への移動を行いましょう。 急な環境の変化は株に大きなダメージを与えてしまい、葉落ちや変色、さらには枯らしてしまうことがあります。 早朝から日が昇りきるまでの時間を室内に入れることを繰り返し行い、少しずつ気温の変化に適応させていきましょう。 まれに屋外から室内に移動したときに葉が落ちてしまうことがありますが、ゆっくり環境に適応していくのでしばらくは様子を見ましょう。

温度

フィカス・ベンジャミンはあたたかい気温を好む植物です。 適正温度は20~30℃、一番生育に適した温度は20℃前後です。 耐えられる最低気温が5℃ですが、10℃を下回るような環境であれば室内の窓から離した場所に置くのがオススメです。 観葉植物が気温に適応できず須知レスを受けて葉の変色や葉落ち、株に傷みが生じます。 室温を調整できない場合や動かすことが難しい場合はプチプチや発泡スチロールで寒さから守ってあげてくださいね。 35℃を超えるような猛暑が続く時期は室内に移動するか、遮光ネットや半日陰に置いて温度を調節してください。 鉢の中の温度が高温になると株にダメージが入るだけでなく、成長が止まってしまうために越冬が難しくなり終いには枯れてしまいます。

フィカス・ベンジャミンの育て方

水やり

春~夏は気温が高くなり、生育期になりますので水の吸収も早いです。 土の表面が水気を感じなくなるまでしっかり乾いたら鉢底から水が滴るまで水を与えてください。 受け皿に溜まった水は根腐りの原因となりますので放置せずにその都度捨ててください。 35度を超えるような日が続く真夏は夕方や夜の気温が落ち着いた時に与えた方がいいでしょう。。 午前中に行うと鉢の中が蒸し風呂状態になり株や根にダメージが入ります。越冬できず枯らしてしまうこともあるのでご注意ください。 秋~冬は休眠期になるので少し乾燥気味にしていおきます。 秋になると少しずつ休眠期の準備を始めますので植物の成長と水の吸収が緩やかになります。 土の表面が乾いてから2日後、3日後、のように少しずつ水やりの頻度を減らし鉢の中をしっかり乾かしてください。 冬の間は休眠期になり、水をあまり欲しがりません、生育期と同じ辺土で水を与えると根腐れを起こします。冬場は週に1回程度で充分です。 冬に水をあげる時間帯は昼間のあたたかい時期がオススメです。 葉は乾燥しすぎると葉落ちしてしまいますので水やりをする時、一緒に葉水をしてあげるときれいな状態を保てます。

肥料

フィカス・ベンジャミンに肥料を与える時期は真夏を避けた生育期の4~6月と9~10月がオススメです。 2ヶ月に1度置き肥をするか、植え替えをする時にゆっくり長く効く緩効性肥料を土に混ぜ込むだけでも十分です。 化学肥料を使うと蒸しの発生を防ぐこともできるのでオススメですよ。 7~8月の真夏日は成長を止めることがありますし、冬の間は休眠期に入ります。 その時期に肥料を与えると栄養過多となり肥料焼けを起こす場合があるので与えない方がいいでしょう。 もしあげる場合は2週間に1度水やりの代わりに水で薄めた液肥をあげる程度にしてください。

日常のメンテナンス

フィカス・ベンジャミンは艶のある緑が美しい葉を持っていますが、ゆえにホコリや虫が付着したら目立ちます。 屋外での生育なら雨や風が葉や幹についたほこりや虫を落としてくれますが、室内での生育ではご自身で取り退かなければなりません。 毎日の葉水は葉の乾燥を防ぐだけでなく、ほこりや虫をある程度落とすことができるのでオススメですよ。 もし落としにくい場合は柔らかい布で拭きとってくださいね。 リーフシャインを使用してもいいでしょう。葉に艶を出すことができる他、葉水後のカルキ跡を消したりホコリを付着しづらくする役割も持っています。 リーフシャインは月に2回使用する程度で充分ですよ。

剪定(摘心)・切り戻し

フィカス・ベンジャミンは日照不足や風通しが悪くなると葉を落としやすいので剪定のタイミングが比較的分かりやすい植物です。 樹形を整える程度の剪定は生育期の春~初秋、大きく形を変える程度の剪定は春先の生育期に入ってすぐくらいの時期に行いましょう。 剪定は少なからず枝や幹にダメージを与えるので生育期に行えばダメージの回復が早く、休眠期を超すことができます。 ベンジャミンは成長スピードが早く、すぐに新しい葉をつける植物ですので剪定してもすぐに形が崩れることがあります。 剪定する場所は不要な枝の節すぐ上で切ってあげましょう。節の上で剪定することで見た目も良くなり、伸びてくる枝の邪魔に フィカス・ベンジャミンはゴムの木の仲間なので剪定すると樹液が出てきます。 肌につくとかぶれることがあるので剪定の時は必ず手袋を装着してから行いましょう。

植替え・鉢替え

成長スピードが早いフィカス・ベンジャミンは根が伸びるのも早い植物です。 1~2年を目安に一回り大きい鉢に植え替えてください。 5~7月の気温がまだゆるやかにあたたかい時期の植え替えは根や株にダメージが入っても生育期に早い回復が見込めます。 逆に真夏日や休眠期の植え替えはダメージの回復が遅く、葉落ちを起こしたり最終的には枯れることがあります。 植え替え時も剪定同様、人の肌に触れるとかぶれを起こす樹液が出てきますので必ず手袋を装着して行いましょう。 植え替え後は回復を早めるために水をたっぷり与え、日当たりや風通しのいい場所に置いてください。 まれに葉を落とす時がありますが、適切な時期や場所であれば環境に適応するための行動です。少し様子を見てあげればまた葉をつけます。

フィカス・ベンジャミンの育て方カレンダー

時期1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
肥料 10 15
剪定・切り戻し 5 30
植替え・鉢替え 10 10

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