How to
「クロトン」の上手な育て方と日常のお手入れ方法
クロトンは明暗のグリーン、イエロー、赤や紫などが様々な色が入り混じったカラフルな葉が特徴の観葉植物です。 葉の形も品種によって、広葉、細葉、長葉、らせん、鉾型など様々。 トロピカルな雰囲気と多種多様な色合いや葉の形でインテリアのアクセントになること間違い無し! 非常に人気がある観葉植物の1つです。
基本情報
クロトン
学名・Codiaeum variegatum
- 科目
- トウダイクサ科
- 属名
- クロトンノキ属
- 原産地
- マレー半島
- 別名
- 変葉木、ヘンヨウボク
- 英名
- Croton
- 花言葉
- 妖艶、艶っぽい
- 誕生花
- 2月21日、8月20日、11月1日
クロトンについて
クロトンはマレー半島原産の常緑低木です。クロトンは変葉木(ヘンヨボク)という別名をもっていますが、これは突然変異しやすい性質が由来とされており、事実1000種以上の品種があるとされています。 そのうち園芸種だけでも100種以上あり、色合いや葉の形状、草丈など品種により様々な特徴があります。
- 耐寒性3
- 耐暑性7
- 耐陰性3
クロトンを育てる環境
置き場所
室内
クロトンは耐陰性が低いため、日光の量が足りないと、生育が悪くなり、綺麗な葉の色が褪せてしまいます。室内でも日光が当たる風通しのいい場所が最適です。直射日光は葉焼けの原因になりますので、レースカーテン越しの日光の入る窓辺がオススメです。 春~秋の生長期中は週の2日~3日は外に出して日光浴をさせると健康的な株を維持できます。 耐寒性は低いため、冬季の室温には注意してください。室温調整のためのエアコンや空調の風が直接当たると葉が傷むので、注意してください。
屋外
クロトンを屋外で管理する場合は、直射日光の当たらないは明るい風通しの良い場所が良いでしょう。葉焼けをする場合は遮光ネットなどを使用して調整してください。 沖縄など暖かい地域であれば、屋外でも冬越しできますが、それ以外の地域では冬期は室内管理が良いでしょう。
温度
クロトンは温暖な地域原産のため、暑さには強いですが、寒さには弱い植物です。生育適温は20℃~30℃となり、最低気温は10℃以上を保つようにしてください。10℃以下が続くと落葉し、やがて枯れてしまいます。 地域によっては屋外でも冬越しできますが、10℃以下になる地域では室内管理が良いでしょう。また地域によっては室内でも10℃を下回る場合もありますので、温度管理には注意してください。
クロトンの育て方
水やり
クロトンは高温多湿を好む植物のため、水切れに注意してください。基本は土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るまでしっかり水やりをしてください。
春:土の表面が乾いたら水やりしてください。
夏:土の表面が乾いたら朝夕の涼しい時間に水やりする
秋:鉢土が乾いたら日中に水やり、気温が15℃以下になったら水やりの回数を減らす
冬:鉢土が乾いてから2日~3日後に水やり。水やりをなくす場合は葉水をしっかりする
冬の間に水やりをやめる場合は、葉に霧吹きでお水をあげましょう。そうすることで葉にツヤが出てくれますし、ほこりや虫を予防するのにも効果的です。
肥料
クロトンの生長期の5~9月頃で、その期間に2ヵ月に1回程度、緩効性の肥料与えてください。4月~6月頃と8月~10月頃が最適でしょう。休眠期に肥料を与えると肥料焼けを起こす可能性がある為、冬場に肥料を与えるのはご遠慮ください。
日常のメンテナンス
クロトンは乾燥を苦手としているため、日常的に葉水を行ってください。春~秋は葉の全体がしっかり濡れるまで葉水を行うのがよいでしょう。冬は乾燥しがちですが、クロトンが休眠期に入るため多くの水は必要としません。葉水も、水滴が滴るほど与えないでください。
剪定(摘心)・切り戻し
クロトンの剪定時期は生長期中の5月~8月頃が最適です。枯れ葉や古い葉、傷んだ葉や茎を剪定してください。気温が低下する時期に剪定すると新芽が寒さで枯れてしまうことがあるので、気温が高い時期に剪定するのがポイントです。
植替え・鉢替え
クロトンの植替え時期は生長期中の5月~8月頃が最適です。株に対して鉢が小さくなってきたときや、鉢底から根が出てきたら植え替えると良いでしょう。植え替えせずそのままにしておくと根詰まりを起こし、水分や栄養を十分に吸収できなくなります。クロトンは生育旺盛のため、1年~2年に1度は植え替えをしてあげましょう。 植物にとって植え替えはストレスになりますが、生育期に植え替えることで回復が早くなります。株が大きくなりすぎていたり、鉢底から根が出てしまっている時が植え替えのタイミングです。そのままにしておくと、隅々まで栄養が行き渡らなくなり葉の色が悪くなる事があるほか、太い根が鉢を内側から割ってしまうことがあります。 株の周りについた古い土を1/3ぐらい落としてください。土を落とした後、古い根や傷んで黒くなった根を取り除いてください。 植替えの際は以前よりも大きい鉢に植替えますが、大きな鉢に植え替えると植物が大きく育ちます。 植物を大きくしたくない場合は、鉢の大きさは変えずに植え替えるようにしてください。 植替え後は鉢底から水が流れるくらい水をたっぷり与えてください。
クロトンの育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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肥料 | 25 | 30 | ||||||||||
剪定・切り戻し | 1 | 5 | ||||||||||
植替え・鉢替え | 1 | 5 |