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「ストロマンテ・トリオスター」の上手な育て方と日常のお手入れ方法
ストロマンテ・トリオスターは葉の表側はグリーンとクリーム色、葉の裏側は赤紫色で葉の模様が美しく、華やかな観葉植物です。 ストロマンテ・トリオスターは日中は葉を開き、夜間は葉を閉じるおもしろい性質があります。 葉の色のコントラストが美しいストロマンテ・トリオスターはトロピカルな雰囲気が大変人気の観葉植物です。 ストロマンテ・トリオスターの花言葉は「飛躍」や「あたたかい心」があり、プレゼントとしてもオススメです。
基本情報
ストロマンテ サンギネア トリオスター
学名・Stromanthe sanguine'Multicolor'a
- 科目
- クズウコン科
- 属名
- ストロマンテ属
- 原産地
- 南アメリカ、ブラジル
- 別名
- ウラベニショウ
- 英名
- stromanthe
- 花言葉
- 強い気持ち、あたたかい心
- 誕生花
- -
ストロマンテ・トリオスターについて
ストロマンテ・トリオスターは、南米を原産としている常緑性多年草の1種でクズウコン科ストロマンテ属に分類されます。 コントラストと色合いが美しい葉は海外でも人気の観葉植物です。 南米原産のため、耐陰性があり室内管理はしやすいですが、乾燥と寒さには弱いため、水やりと温度管理に注意してください。
- 耐寒性2
- 耐暑性7
- 耐陰性5
ストロマンテ・トリオスターを育てる環境
置き場所
室内
耐陰性が高いので、室内でも管理が出来ますが、日光が当たった方がより健康的な株に育つため、明るい風通しのいい場所が最適です。直射日光は葉焼けの原因になりますので、レースカーテン越しの日光の入る窓辺がオススメです。耐寒性は低いため、冬季の室温には注意してください。室温調整のためのエアコンや空調の風が直接当たると葉が傷むので、注意してください。
屋外
ストロマンテ・トリオスターを屋外で管理する場合は直射日光が当たらない明るい日陰で管理してください。原産地であるジャングルは他の木によって出来た影が多いため、日光があまり入らずうす暗い場所となります。強い耐陰性や、直射日光に弱いのはその環境があったからです。 直射日光に当たると葉焼けを起こし、葉の変色や、ダメージを与えてしまいますので、屋外に置く場合は、注意してください。ただ、暗すぎると光合成ができないので、適度な日光は必要となります。遮光ネットなどを使用していただければ問題ありません。 またストロマンテ・トリオスターは強風に弱いため、屋外では風よけ対策なども必要です。耐寒性は低いため、気温が15℃程度になってきたら、室内管理に切り替えてください。
温度
原産地が南米のジャングルの為。高温には強いですが寒さには弱いです。13℃以上の環境を保つようにしてください。ストロマンテ・トリオスターは10℃以下を下回ると生長が止まり、その状態が長く続くと枯れる場合があります。冬季は室内でも12℃以下になる地域もありますので、置き場所には注意をしましょう。
ストロマンテ・トリオスターの育て方
水やり
ストロマンテ・トリオスターは高温多湿を好む植物のため、水切れに注意してください。基本的には土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るまでしっかり水やりをすることが基本です。春から秋の生育期と、冬の休眠期の水やりの頻度が異なるので注意が必要です。
春:鉢土が乾いたら日中に水やりする
夏:土の表面が乾いたら朝夕の涼しい時間に水やりする
秋:鉢土が乾いたら日中に水やり、気温が15℃以下になったら水やりの回数を落とす
冬:鉢土が乾いてから5~10日後に水やり。水やりをなくす場合は葉水をしっかりする
冬の間に水やりをやめる場合は、葉に霧吹きでお水をあげましょう。そうすることで葉にツヤが出てくれますし、ほこりや虫を予防するのにも効果的です
肥料
ストロマンテ・トリオスターの生長期の5~10月頃です。その期間に2ヵ月に1回程度、緩効性の肥料与えてください。冬の休眠期に肥料を与えると肥料焼けを起こす可能性がある為、冬場に肥料を与えるのはご遠慮ください。
日常のメンテナンス
ストロマンテ・トリオスターは乾燥に弱い植物のため、日常的に葉水をして湿度管理をするようにしてください。葉水は湿度管理の他にも、ホコリを落としたり、害虫の予防にもなりますのでオススメです。
剪定(摘心)・切り戻し
ストロマンテ・トリオスターの剪定時期は生長期の5~10月頃が最適です。この時期は生長期にあたるため生長が旺盛で葉が茂り、株中への風通しが悪くなります。枯れ葉や古い葉、傷んだ葉や茎を剪定することで、風通しが良くなるように剪定してください。
植替え・鉢替え
ストロマンテ・トリオスターの鉢替えに最適な時期は5月~7月頃が最適でしょう。株に対して鉢が小さくなってきたときや、鉢底から根が出てきたら植え替えると良いでしょう。植え替えせずそのままにしておくと根詰まりを起こし、水分や栄養を十分に吸収できなくなります。2年に1度は植え替えをしてあげましょう。 植物にとって植え替えはストレスになりますが、生育期に植え替えることで回復が早くなります。株が大きくなりすぎていたり、鉢底から根が出てしまっている時が植え替えのタイミングです。そのままにしておくと、隅々まで栄養が行き渡らなくなり葉の色が悪くなる事があるほか、太い根が鉢を内側から割ってしまうことがあります。 株の周りについた古い土を1/3ぐらい落としてください。土を落とした後、古い根や傷んで黒くなった根を取り除いてください。 植替えの際は以前よりも大きい鉢に植替えますが、大きな鉢に植え替えると植物が大きく育ちます。 植物を大きくしたくない場合は、鉢の大きさは変えずに植え替えるようにしてください。 植替え後は鉢底から水が流れるくらい水をたっぷり与えてください。
モンステラの育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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肥料 | 25 | 15 | ||||||||||
剪定・切り戻し | 25 | 15 | ||||||||||
植替え・鉢替え | 25 | 31 |