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「ジェレ」の上手な育て方と日常のお手入れ方法

ジェレは、「幸福の木」と呼ばれるマッサンゲアナと、「青年の木」と呼ばれるユッカを掛け合わせてできた植物です。双方から生命力の強さを受け継いだジェレは、明るい場所に置くとぐんぐん丈夫な株に生長します。深緑にライムグリーンのラインが入った葉は水草のようなウエーブがかかっており、クールながらにアジアンな雰囲気を感じさせます。細身の樹形で横に広がらないためどんなスペースにももってこいですよ。今回は、丈夫でお部屋のアクセントにももってこいのジェレをご紹介します。

基本情報

ドラセナ コンシンネ

ジェレ

学名・Dracena marginata

科目
リュウゼツラン科
属名
ドラセナ属
原産地
熱帯アジア
別名
ドラセナ ステウドネリ ジェレ
英名
Dracaena Jelle
花言葉
幸福、幸せな恋、隠しきれない幸せ
誕生花
12月1日、5日

ジェレについて

幹はゆっくり太くまっすぐ上に、葉は早く伸びるのがジェレの生長の特徴です。鉢植えで育てても2~5mほどのサイズに生長させることもできますし、剪定や植え替え次第でお好きなサイズをキープすることもできますよ。花言葉が「幸福」であるドラセナ属の一種で、生命力も強く丈夫なため、ギフトとしても初めての観葉植物としてもおすすめです。

  • 耐寒性2
  • 耐暑性8
  • 耐陰性3+

ジェレを育てる環境

置き場所

室内

レースのカーテンで遮光量を調整した場所で管理してください。日の当たらない場所でも育てることは可能ですが、日照不足で葉が茶色く変色してしまったり、生長に支障がでてしまいます。日の当たらない場所で管理する場合は、1週間に2、3回は日光浴をさせてあげましょう。その他室内管理の注意点としては、エアコンの風が直接当たる場所には置かないことと、冬場は冷え込む窓辺から離した場所に置くことが挙げられます。どちらも植物を傷める原因になりますので、注意してください。

屋外

ジェレは気温が20℃以上の環境でぐんぐん生長するため、温暖な春~秋の間は屋外でも管理することができます。ただし直射日光は葉焼けを起こしてしまうため、置き場は遮光ネットや寒冷紗で半日陰の場所に置いてあげましょう。また、耐寒性の低いジェレは冬場の外気に耐えることが難しいです。10~15℃を下回る10月中旬頃~11月頃の季節になったら室内管理に切り替えると、無難に越冬することができますよ。

温度

15℃を下回るにつれて生長が緩慢になり、水をあまり吸収しなくなっていきます。ジェレの原産地である熱帯地域は平均気温が30℃を上回る日が多く、なるべく暖かい環境で管理することが理想です。室外管理の場合、夏場の猛暑日、もしくは10~15℃を下回る季節は室内に取り込みましょう。室内管理の場合、夏場はエアコンの効きすぎた部屋には置かないように、冬場は冷気が入る窓辺から離し、それでも冷え込む場合はプチプチや発泡スチロールで防寒してあげてください。

ジェレの育て方

水やり

生長期である春~秋は土も乾きやすいため、土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷり水を与えてください。鉢皿に溜まった水は根腐れや病害虫発生の原因にもなりますので、水やりの後は必ず捨てましょう。休眠期である冬は、土の表面が乾いたのを確認してから2、3日後にたっぷりと与えてください。気温が15℃を下回る秋の終わり頃から徐々に水やりの頻度を減らしていき、冷え込む夕方から早朝は避けなるべく日中に与えることをおすすめします。乾ききっていない状態で水やりをすると、根腐れを起こしてしまうため、水やりのタイミングがつかめない場合は水やりチェッカーを使ってみてください。冬は空気も乾燥しやすいため、日々の葉水で適度な湿度を保ってあげてくださいね。

肥料

肥料は植物の生長期に合わせて与えるのが基本で、ジェレの場合は5月~8月が適期です。置き肥の場合は1~2か月に1回もしくは肥料の袋に記載されている量を基本とし、肥料やけを起こさないよう植物の状態を見ながら調整してください。室内管理の場合は、コバエが発生しない化成肥料がおすすめですよ。根から直接吸収でき即効性のある液体肥料の場合は、10日~2週間に1回ペースで水やりの際に与えてください。適期以外の気温が低い時期は生長が緩慢になり、栄養をあまり必要としません。その時期に肥料を与えると肥料やけを起こし枯れてしまう恐れもあるため、肥料を与える際は季節と量に注意してください。

日常のメンテナンス

1日に1回は葉水を与え、その際に植物に変化や異常がないか確認しましょう。葉水は病害虫予防や保湿にもなり、葉水の後に時々ティッシュで表裏を拭いてあげると、特徴である縞模様の葉をより美しく保つことができます。もしカイガラムシやハダニなどの病害虫が付着していた場合は、歯ブラシやティッシュで取り除き、念のため専用の薬剤を使用することをおすすめします。病害虫の排泄物は、葉に黒い斑点が現れるすす病と呼ばれる病気を引き起こし、最悪枯れてしまう恐れもあります。気付けば被害にあっていた!ということを防ぐためにも、日々葉水を与えながら観察する習慣をつけると良いでしょう。

剪定(摘心)・切り戻し

気温が20℃以上で安定し始める生長期の4月下旬~5月頃に行いましょう。夏の暑さは剪定後の回復を遅らせるため、特に太い幹や枝を剪定する場合は梅雨前までに済ませると安心です。ジェレは特に葉の生長が早く新芽を増やしながら幹を伸ばしていくため、剪定をせずにいると通気性が悪くなり、病害虫やカビ発生の原因になります。込み入っている葉を間引くように剪定しながら見栄えを整え、株を健康に保つためにも剪定はしっかりと行ってください。また、枝を剪定した場合は挿し木で新たな株として育てることができます。上部1~3枚の葉以外は取り除き、水に挿して数時間~半日後に土に挿してください。そのまま明るい日陰で土を乾かさない環境を保つと、1か月ほどで発根し新芽が出てきます。

植替え・鉢替え

植え替えの適期は5月~7月で、2年に1回を目途に行ってください。夏の気温が高い日に行うと植物の負担になるため、剪定時同様梅雨までに行うことをおすすめします。ただし、生長スピードは個体や環境によって変わるため、鉢底から根が出てきたり、水の吸収が悪くなってきたりした時は一回り大きい鉢に植え替えてください。そのままにしておくと根詰まりを起こして枯れてしまったり、生長を妨げてしまったり、鉢を割ったりしてしまうため注意しましょう。同じ土を2年以上使っている場合は、新しく栄養のある土に替えてあげてください。また、植え替えでダメージを受けた根に肥料を与えると、栄養を吸収しきれず肥料やけを起こしてしまうため避けましょう。

コンシンネの育て方カレンダー

時期1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
肥料 1 31 15
剪定・切り戻し 15 31
植替え・鉢替え 1 31

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