観葉植物
お部屋を華やかに!花が咲く観葉植物おすすめ4選
観葉植物というとグリーンのイメージが強いと思いますが、実は花を咲かせる種類もたくさんあるということをご存じでしょうか。種類によって、花を咲かせる頻度や条件などは異なるものの、グリーンだけでなく花も咲くとなると、お部屋が華やぎまた違った楽しみ方ができます。今回は花が咲くおすすめの観葉植物をご紹介いたします。植物を育てるだけでなく、花を咲かせるとなると難しそうと感じる方もいらっしゃると思いますが、生育のポイントなどもご紹介していくので、ぜひチャレンジしてみてください。
観葉植物の花を咲かせるポイント
せっかく花を咲かせる観葉植物を育てるなら、きれいな花を咲かせたいですよね。生育方法によって、花の数や発色も変わってきます。ぜひポイントを抑えて、お部屋を華やかに彩らせてください。
日当たりの良い場所に置く
耐陰性の高い観葉植物もありますが、花を咲かせる観葉植物はやはり日当たりを好みます。あまり強い日差しは必要ありませんが、なるべく午前中はカーテンやネットで遮光量を調整した光を当て、温かい環境にしてあげましょう。また、冬は室内に入れるようにし、夏は暑すぎることのないようにしましょう。
通気性を良くする
風通しの良い部屋に置くようにしましょう。風通しが悪い部屋だからといって、エアコンや扇風機などの風を当てるのは観葉植物を乾燥させてしまうので注意しましょう。
植え替えをする
植物の成長に合わせて植え替えをするようにしましょう。根が詰まってしまうと観葉植物の生長にも影響があります。株を大きくすることも花を咲かせるためには必要なことなので、土や根の水の吸水量、鉢底から根が飛び出ていないかなどを観察し、1~3年に1回ほどのペースで鉢の植え替えを行ってみてください。
水やりの頻度
植物にとって重要なのはやはり水です。土が乾いたらたっぷりと水やりをするというのを守るようにしてください。また、植物は根だけでなく葉からも水を吸収します。ほこりがついていたら軽く払って、霧吹きなどで葉水をあげるようにしましょう。
おすすめの花を咲かせる観葉植物
①アンスリウム
花を咲かせる観葉植物の代表格と言えばアンスリウムではないでしょうか。赤やピンク、白など色も豊富で、そのたたずまいは上品な雰囲気もあります。色のついた花のように見える部分は仏炎苞という葉の一種で、本当の花は中心部分から上に伸びている棒状の部分になります。この仏炎苞が花びらとは違い、光沢を持つため雰囲気を明るくしてくれます。アンスリウムは耐陰性があるため、日陰でもよく育ちますが、寒さには弱いので気を付けましょう。あまり長く日に当たらないと枯れることもあるので、定期的に日光浴させてあげると長く美しさを保ってくれます。
②エバーフレッシュ
エバーフレッシュの一番の特徴は、夜になると眠るように葉を閉じるということです。その姿が愛らしくファンの多い観葉植物です。また、春~夏あたりになるとふわふわとしたポンポンのような可愛らしい花を咲かせてくれます。3〜4センチと小さいですが、クリームイエローの柔らかい色合いと見た目が、見る人の心を和ませてくれます。エバーフレッシュも耐陰性があるため、日陰でもよく育ちます。ただし、花を咲かせるためには十分な栄養と日光、水が必要なので、環境を整えてあげたうえで、適切な肥料を与えるなどしてあげると良いでしょう。そうすれば、何度も花を楽しむことができます。
③ノリナ トックリラン
トックリランはその名の通り、根元が徳利のように膨らんでいるのが特徴です。また、葉は繊細で細長く、カールしながらしだれています。シンプルでありながらもおしゃれな雰囲気のトックリランはインテリアにもなじみやすくとても人気があります。日当たりを好むため、良く日に当てたほうは幹が太くなり、より樹形はかっこよくなります。肝心の花ですが、咲くまでに10年以上かかり、1度咲くとまた10年以上かかるためなかなかお目にかかれない花になります。大切に育てて、ぜひ貴重な花を咲かせてみてください。
④シェフレラ カポック
エキゾチックな雰囲気が魅力で、掌状に広がった葉が可愛らしく、インテリアにもぴったりです。生育が早く、丈夫で育てやすいので初心者の方にも向いています。放っておくとどんどん生長して背丈を越えるほどにまで大きくなります。シンボルツリーとして飾るもよし、小さく育てていくもよし、ご自身のお部屋に合わせてサイズを考え、楽しんでください。そして花ですが、こちらも咲くまでに20年以上かかると言われています。大切に育てた結果として花に出会えると、より一層喜びを感じられるでしょう。