観葉植物
ハンギングプランツにおすすめの観葉植物
ハンギングプランツをご存じでしょうか?吊り下げて飾るタイプの観葉植物のことで、壁や窓際に吊って飾り、垂れ下がった枝葉を楽しみます。華やかになり、空間がおしゃれになるハンギングプランツですが、飾り方のコツや注意点などを知っておくとより楽しめます。今回は、ハンギングプランツについて詳しくご紹介していきますので、初めての方もぜひチャレンジしてみてください。
ハンギングプランツの魅力
空間を利用できる
観葉植物の置き場所はとても重要で、部屋の床に置くとなると掃除の邪魔になったり、動線を気にしたりしなければなりません。しかし、観葉植物を吊り下げることによって、空間を有効利用することができ、スペースが確保できないとあきらめている方でも観葉植物を楽しんでいただくことができます。
インテリアがセンスアップする
目線の位置に植物があることによって、壁などに華やかさが増し、空間をおしゃれにすることができます。また、吊るすことによっていろいろな角度から植物を楽しむことができるため、植物の新たな魅力を発見できます。壁や天井に穴をあけることができないという方は、カーテンレールに掛けるという方法もあります。
ハンギングプランツを始めるときの注意点
強度の確保
ハンギングプランツで最も注意しないといけないのは落下による事故です。そのため、強度には気を付けましょう。まずは接地面の強度です。壁や天井などにフックを付ける場合は、プランターの重さに耐えられるかどうか確認してから植物を入れるようにしましょう。次にプランターの強度です。プランターに穴をあける場合は穴への負荷がかかるため穴が広がり落下する場合があります。ハンギングネット使うなどの工夫をしましょう。必ず耐荷重を守り、無理のない設置が重要になります。
水やりの工夫
ハンギングプランツは風通しの良い飾り方であるため通常より乾燥しやすい傾向にあります。そのため、水やりの頻度には気を付けましょう。できれば、土の状態に関わらず定期的な水やりを心がける方が良いです。もしくは、乾燥に強い観葉植物を選ぶのもおすすめです。
ハンギングにおすすめの観葉植物
①ポトス
ポトスは耐陰性が高いため、あまり日当たりがよくない場所でも飾ることができます。そのため玄関や日当たりが悪い壁際などでも生育可能です。また、つる性なので垂れ下がる様子を楽しめます。長くなってきたら好きな長さにカットすれば問題ありません。
②コウモリラン アルキコルネ
見た目が特徴的なコウモリランですが、シダ植物の1種で、葉の形が羽ばたくコウモリに似ているというところから名づけられています。他の木に着生して生きる着生植物であるため、土がなくても生育可能です。そのため木の板つけて生育し、その板ごと吊るすスタイルがおしゃれで人気です。
③コウモリラン ビーチー
同じくコウモリランですが、こちらはアルキコルネよりもすっきりとしたシルエットが特徴です。コウモリランの中でも小型の品種であり、あまり大きくなり過ぎないためスペースを取らずに飾れます。こちらも板付きで壁飾りにするとモダンな雰囲気になります。
③アイビー(ヘデラ)
アイビーは斑入りの葉が特徴で、人気のある観葉植物であるため見たことがある方も多いのではないでしょうか。茎を垂らして飾るのがおしゃれなハンギングプランツです。ただし、日当たりを好むため、窓際やカーテンレールから吊るして飾るのがおすすめです。
④パーセノシッサス シュガーバイン
つる性の常緑植物で連なって垂れ下がった5枚葉が可愛らしく、インテリアとの相性もとても良いです。また、丈夫なため育てやすく、初心者の方にもおすすめです。耐陰性にもすぐれているため、直接日の当たらない明るい場所で育てると、葉付きも良く育ちます。
観葉植物を吊るす飾り方は、通常の床に置く飾り方よりもより長持ちするとも言われています。風通しも良く、視界に入りやすいためお手入れしやすいという利点があるためです。スペースの問題で諦めていた方や、個性的な飾り方で部屋の印象を変えたいと思っていた方にはぜひおすすめしたい飾り方です。ご紹介した植物はすべて当店でお取り扱いしておりますので、ご興味のある方はぜひハンギングプランツに挑戦してみてください。