春夏は植物の成長期！今やるべきお手入れとは？

春から夏にかけて、植物は最も成長する時期になります。多くの観葉植物にとっても成長期であるこの時期は、新芽が出たり、枝葉を伸ばしたりと私たちの目も楽しませてくれます。ただ、成長期だからといって間違ったお手入れをしてしまっては、せっかくの成長期も成長するどころか元気がなくなってしまうことや、ひどいときには枯れてしまう原因にもなりかねません。今回は、成長期の観葉植物のお手入れについてご紹介していきます。正しいお手入れで大切な観葉植物の成長期を楽しみましょう。

水やり

水は植物の生命線なので、いつの時期であってもとても大切なポイントです。特に、春から夏にかけての時期は気温の上昇とともに水の蒸発も早くなってしまいます。水が不足しないように土の状態に気を付けながら水やりをします。基本的には土が乾いたらたっぷりと水をあげますが、水やりの時間帯も大切です。日中にあげると気温が高すぎて水が熱くなってしまうため植物に負担がかかるのでやめましょう。早朝か夕方が良いですが、真夏は早朝から気温が高い日も多いため、夕方がおすすめです。また、夏は虫も発生しやすいので、受け皿の水がたまったままになっていないかも注意しましょう。根腐れの原因にもなります。

肥料

観葉植物に肥料を与える時期として最も適しているのが成長期です。成長期は必要とする栄養の量も多くなるため、肥料を与えた時の効果を得やすい時期となります。ただし、植物によって肥料の与える最も適切な時期は異なるため、詳しい時期を知りたい場合は育てている植物で調べてみてください。肥料は主に有機肥料と化成肥料の2種類があります。有機肥料は土を肥えさせてくれますが、においもあり、コバエなどの害虫が発生しやすいため、室内で育てている観葉植物の場合は化成肥料の方がおすすめです。また形状も固形肥料と液体肥料に分かれており、植物や用途によって使い分けます。成長期に使うのにおすすめなのは、土壌への浸透性も良く即効性のある液体肥料です。

置き場所

植物にとって日光や風通しも重要な要素ですが、冬～春まで置いていた場所でも、夏は日差しが強すぎて葉焼けしてしまうということも起こるので注意しましょう。また、エアコンの風の向きにも気を付けてください。暑い部屋で、急に冷えた風が植物に当たると負担になります。また、葉の乾燥にもつながるため風が直接当たらない場所に置いてあげましょう。

剪定

植物の剪定が適している時期も、植物の成長が活発になっている成長期です。枝や葉を切り落とすということは、やはり植物にとってダメージを与えてしまいます。そのため、活発に成長している元気な時期に行うのが良いとされています。また成長期とはいえあまり暑くなりすぎる時期は植物への負担が大きくなるので避けるようにしましょう。また天気も大切で、晴れた日に行うのが良いです。湿度が高いときに剪定してしまうと、切り口がなかなか乾燥せずに、細菌やカビが発生してしまう恐れがあります。切り口が乾燥できるよう湿度の高い日は避けましょう。

植え替え

植え替えをしたことがないという方もいらっしゃるかもしれませんが、観葉植物もずっと同じ鉢だと根詰まりを起こしたり、根腐れを起こしたりして枯れてしまうこともあります。大きく、美しく育てたいとお考えの方であれば、ぜひ定期的な植え替えをおすすめします。植え替えもまた、成長期に行うのがおすすめです。ただし、暑さに弱い植物であれば、真夏の植え替えは避けたほうがよいでしょう。植え替えをするかの目安として、土が水を吸収しにくくなった、鉢底から根が出てきた、鉢と植物のバランスが悪いなどの状態が当てはまるかどうかチェックしてみてください。

まとめ

本来、どのお手入れをとっても植物ごとに内容は細かく変わってきますが、成長期はどの観葉植物にとってもお手入れの大切な時期であることには変わりありません。成長期を利用して、大切な観葉植物のお手入れに力を入れてみませんか。成長期後により美しく元気な植物に出会えること間違いなしです。

BACK TO LIST

注目のカテゴリ

胡蝶蘭

8商品

一般の生花店で購入するのとは違い、自社農園で大切に育てた新鮮な胡蝶蘭を産地直送致します。
お客様により低価格で高品質かつ新鮮な胡蝶蘭の提供致します。
大輪3本立胡蝶蘭はボリューム満点で、おめでたいシーンでの贈答品として最適です。
大輪1本立胡蝶蘭はスペースが限られている場合や個人でのお祝いに最適です。

> カテゴリ一覧へ